フランス語をやっていると、嫌でも外国語の出来なさを思い知らされます。
なので、自分が日本語を無意識に100%120%操れることに、すごく特別な感情を抱きます。
日本語が唯一の母国語なんだ、日本文化や日本語とは切っても切れない縁で繋がっているんだと実感します。
嫌な面ももちろん沢山あるけど、やっぱり自分は、日本が大好きなんだ、この国に生まれて本当に良かったなっと思います。
フランスには、沢山の移民や難民の方がいます。
自分達の国を出てきているわけです。
それに対して、日本人は、外国に出て行く必要がありません。
こんな国中々ないです。
日本には、中国系の方も多いですが、それはやはり、中国本国よりもフランスの方が、生活しやすいからだと思います。
フランスに行って、日本を否応無しに、批判する日本人の方がいますが、私はフランスに行って、日本が大好きになりました。
もっと、世界中の人にこの国の良さ、精神を知ってもらいたいです。
自分が「つながる」もの、「つなぎ」になれたらなあって思います。
日本語も、フランス人の日本語を聞いているうちに、日本人として、正しい日本語・きれいな日本語を使いたいなっと思うようになりました。
話しているネイティヴのことばが、外国人話者にうつるんですよ。
なので、日本人が汚い日本語を使えば、その近くにいる外国人の方も汚い日本語を使うようになります。
綺麗な日本語を日本人が使えば、外国人の方も綺麗な日本語を使います。
かたっ苦しい言い方をする必要はないと思いますが、ネイティヴ日本人として、ちゃんとした日本語を操りたいです。